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島原の和ろうそくを守りたい

2018-09-02
風がないのに炎がゆらゆらとゆらめく 和蝋燭(ろうそく)をご存知ですか? 軸はイグサで蝋は櫨(ハゼ)で出来ています。 軸のまわりが空洞になって煙突のように空気の流れをつくるので炎がゆらめくしくみだそうです。 島原での木蝋づくりの歴史は古く1792年、雲仙普賢岳の大爆破で被害を受けた島原藩が、 火山灰に強い櫨の木を植え木蝋で財政を立て直すこととなったのですが… 今では唯一、こちらの本多木蝋工業さんが一件だけとなりました。(全国では三件) 理由は、櫨の葉の汁が肌を荒れさせることより 行政から植林を懸念されているとの事でした。 日本の伝統文化である美しい和蝋燭を何とか守るために 何か出来ることはないかと、ブログに投稿しました。 地域の小学校では、和蝋燭の絵付け体験や 昔ながらの製法を守る工場の見学を行なっています。 私もまた絵付け体験に伺いたいと思います。